医療相談・外部機関との連携
相談員(精神保健福祉士)とは?
当院の医療相談は、精神保健福祉士(PSW)の資格を持つ相談員が担当します。精神保健福祉士は、精神的な疾患や障害を抱える方の日常生活・就労・社会復帰を専門的にサポートする国家資格の専門職です。
診察の中では話しきれない「生活や仕事のこと」「手続きのこと」「今後の不安」などを気軽に相談できる窓口です。福祉制度に詳しくない方でも、丁寧にご説明します。
当院の相談員がどのような考えで医療相談に取り組んでいるかは、2026年3月29日のブログ記事もあわせてご覧ください。相談員を採用した理由は2026年3月31日の記事に記載しましたので合わせてお読みください。
こんな方にご利用いただけます
当院の特長:相談員が自ら現場へ足を運びます
社会資源の情報提供において、当院では「ウェブや資料だけで紹介する」のではなく、相談員が実際に支援機関を訪問することを大切にしています。具体的には、リワーク・就労移行支援などの機関へ、相談員が積極的に訪問しています。
これらの機関のスタッフや利用者の方々と直接話し、プログラムの内容や雰囲気、どんな方に向いているかを自分の目で確かめたうえで患者様にご案内しています。「実際に足を運んだ相談員から、生きた情報を届けること」が当院の強みです。
ウェブサイトには載っていない、実際の雰囲気・スタッフの対応・利用者層などをお伝えできます。「どんな場所か不安」という方も安心して検討できます。
複数の機関を比較したうえで、その方の状況・性格・目標に合ったところを一緒に考えます。「とりあえずここを勧める」ではなく、選択肢を丁寧に整理します。
定期的に訪問を重ねることで、プログラム内容・定員状況、利用者さんの状況など機関の変化も把握。最新の情報をもとにご案内します。
相談員が訪問した機関の様子や感想は、当院のブログで随時紹介していきます。「気になっている施設の訪問記があるかも」と思ったら、ぜひご覧ください。
社会資源とは何ですか?
「社会資源」とは、困っている人を支えるために社会にある制度・サービス・機関の総称です。精神科・心療内科の患者様が利用できる社会資源には、主に以下のようなものがあります。
リワーク(復職・職場復帰向け)
休職中の方が職場に戻るためのリハビリプログラム。生活リズムの回復や対人技術の練習など、復職に向けた準備を段階的に行います。
就労移行支援(就職・転職活動向け)
障害や疾患をお持ちの方が就職を目指すための福祉サービス。ビジネスマナーや職業訓練のサポートを最長2年間受けられます(原則無料)。
就労定着支援(就職後の継続支援)
就職後も安定して働き続けるための支援サービス。職場でのトラブルや体調管理について、就職後3年間サポートを受けられます。
社会資源の使い方に関してはたとえば2026年4月19日のブログもご参照ください。
支援を利用するまでの流れ
社会資源の利用をご希望の方は、まず医師の診察を受けた後に「医療相談」をご予約ください。
1. 診察を受ける
まず医師の診察を受けていただきます。Web予約はこちらからお取りください。Web問診に現状をご記載いただくとともに、診察時に現在の状況や希望をお伝えください。
2. 医療相談(相談員との相談)を予約
診察とは別に、相談員との相談をご予約いただけます。社会資源の利用をご検討の場合はこちらから医療相談のご予約をお取りください。
3.状況・希望の整理
相談員との相談時には、「いつ復職したいか」「どんな職場環境を希望するか」「今の生活で困っていることは何か」など、今後の方向性をいっしょに整理します。基本的には30分枠ですが、ご希望があれば60分枠とすることもできます。
料金は「よくあるご質問(FAQ)」の料金表をご参照ください。
4.実際に訪問した機関からご案内
相談員が実際に訪問・確認した支援機関の中から、状況に合ったところをご紹介します。雰囲気・費用・手続きなど、現場で得た情報もあわせてお伝えします。ブログには書ききれなかったこともお伝えします。
相談員がまだ訪問したことのない機関をご紹介する場合には、その機関をあらかじめ訪問することも検討します。
5.継続的なフォローアップ
支援機関の利用が始まった後も、ご希望があれば相談員の面談をご予約いただき、状況の変化に応じて方向性を再調整します。別途料金はかかりますが、相談員が現地に出向いてカンファレンスに参加することも可能です。
